水洗トイレの故障と修理

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水洗トイレの故障と修理
トイレのトラブル!! 自分で修理できる?
YES!トラブル別に修理方法をご紹介します。

家族みんなが毎日必ず使うトイレだけに、トラブル発生は大問題。できるだけ早く直したいものです。水洗トイレの修理は、タンクの構造さえわかれば意外に簡単。トイレの水が流れる仕組みを理解していれば、いざという時慌てずに対処できます。

タンクの構造・水が流れる仕組み

タンクの構造

タンクの構造

 
水が流れる仕組み

水が流れる仕組みレバーを回すと、レバーにつながった鎖がゴムフロートを引っ張り上げてタンクの水が排水口から流れ出します。タンクの中の水位が下がると浮き玉も下がり始めます。
浮き玉が下がるとともにゴムフロートが閉まり、ピストンバルブが開いて給水が始まります。

トラブル別 原因と修理方法

トラブル1/水が出ない

<原因>浮き玉が引っ掛かっている。もしくは、ボールタップの弁が汚れている。
<修理>支持棒ごと浮き玉を外して調節する。

水が出ない浮き玉がタンクに引っ掛かっている場合は、支持棒のポールタップ側の小さいナットを緩め、支持棒を左に回して、浮き玉を支持棒ごと外します。

水が出ないペンチなどで支持棒をほんの少し曲げて元に戻し、浮き玉が上下にスムーズに動くことを確認して、緩めたナットを締め直します。

<修理>ボールタップからピストンバルブを取り出し、汚れを落とす。

浮き玉がタンクに引っ掛かっていない場合、考えられるのはボールタップの汚れ。(1)ボールタップのタンクの壁に近いねじを外し、(2)ボールタップのアーム(浮き玉支持棒が接触している部分)を右に引いて、(3)ピストンバルブを引き抜きます。次に600番くらいのサンドペーパーでピストンバルブの水あかやごみをこすり落とします。ボールタップが動く部分の汚れもよく落としておきましょう。元に戻す時は、逆の手順で。

<原因>浮きゴムの鎖が外れているか、切れている。
<修理>浮きゴムの鎖を点検し、鎖が外れていたらレバーの金具に掛け、鎖が切れていたら新しい鎖と交換します。

外れた鎖は、3環くらいたるむ程度の長さに調節します。長過ぎても短過ぎても、水もれの原因になるので注意。長さを調節した鎖は、レバーの内側にあるL字型の金具の穴に取り付けます。

トラブル2/水が止まらない・レバーが元に戻らない場合

<原因>レバーの回転不良が原因。
<修理>さびがひどい場合は、分解して掃除する。

レバーが上がりっ放しで元に戻らない場合は、湿気のためにさびていたり腐食している可能性があります。さびがひどい場合は、分解してさびや汚れを取り除きます。
タンクのふたを開け、レバーの心棒部分にノズル付き潤滑油をスプレーするだけでも回転が良くなります。

トラブル3/水が止まらない・水がオーバーフロー管の上までない場合

<原因>ゴムフロートが老朽化しているか、ごみが挟まっている。
<修理>ゴムフロートを持ち上げて、ゴムフロートと排水口との間に詰まったごみを取り除きます。また、ゴムフロートを触って手が黒く汚れるようなら、交換時期です。

ゴムフロートの耐用年数は3年が目安。交換する時には、レバーを「小」にした時、ゴムフロートが5~10mm上がるように調節します。

トラブル4/水が止まらない・水がオーバーフロー管の上まである場合

<原因>浮き玉に異常がない時は、ボールタップの故障か、ピストンバルブのゴムパッキンの老朽化が原因。
<修理>ポールタップからピストンバルブを取り出し、ゴムパッキンを交換。

  • ピストンバルブの先に付いている弁パッキンを、マイナスドライバーなどでこじ開けて外し、新しいパッキンを底辺の広い方を下にしてはめ込みます。

  • ボールタップの壁側のねじを外して、ピストンバルブを手で取り出します。ねじがとれない場合は、ボールタップごと取り出します。

最後に確認!止水栓の調節
修理後、止水栓を開ける時には、浮き玉を一杯に下げたまま徐々に開けていきます。
水位がオーバーフロー管よりも1F以上上昇しない程度まで止水栓を開ければ完了。

作業の前に、止水栓を閉めましょう。
トイレの止水栓にはドライバー式とハンドル式があり、どちらも一般的に右に回すと閉まります。修理前にタンク内に水が残っている場合は、レバーを回して排水してから修理にかかりましょう。

作業中の注意点

  • 手洗い付きタンクの外し方
    手洗い付きタンクのふたを開けるのは、手洗い管をジャバラ管から外してから。ふたを起こして2つの管の接続部分を左に回しながら引っ張れば外れます。

  • 補助水管の役目
    サイフォン型の便器には、ボールタップとオーバーフロー管の間に、補助水管と呼ばれるゴム管があります。これは、便器の水たまりを広くするために水を余分に流す役割をするものです。取り付けは必ずオーバーフロー管の内側に。

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